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ハゲタカに出てくる投資ファンドは実在していた(KKR、カーライル)

      2015/11/13

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ハゲタカに出てくる投資ファンドは実在していた(KKR、カーライル)

ハゲタカは見ていましたか?

2004年に話題となった作家・真山仁さんによる経済小説「ハゲタカ」。その当時としては馴染みのなかった投資ファンドの実態をリアリティー溢れるストーリーで展開され、主役の鷲津政彦とそれを取り巻く人やお金について繰り広げられている。

続いて2006年には「バイアウト(ハゲタカ2)」が刊行され、2007年にはNHKによってテレビドラマ化され、2009年には映画「ハゲタカ」が公開された。その後の「レッドゾーン」という中国をめぐるストーリーも手に汗握る名作となった。

私もその「ハゲタカ」の世界観に引き込まれた一人だが、その世界にはモデルとなった実在する投資ファンドが登場しているという。

それではそんな投資ファンド(実際にはPFファンドと言われるプライベート・エクイティファンドのこと)を見ていこう!

※PFファンドとは未公開株式ファンド

世界3大グローバルのPF投資ファンド(KKR、カーライル・グループ、ブラックストーン)

「ハゲタカ」に登場する投資ファンドは2つある。

・「KKL」として登場した「KKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)」
・「プラザグループ」として登場した、「カーライル・グループ」

登場こそしなかったが、現在飛ぶ鳥を落とす勢いで成長しているのが、「ブラックストーン」という会社。

この3社が今、PFファンドで世界の3本の指に入る投資ファンドとなっている。

「KKR」と「ブラックストーン」はニューヨーク証券取引所に上場しており、「カーライル・グループ」はナスダック市場に上場している。ということは我々個人投資家にも、上記3社に投資することができるというわけだ。

それでは3社の特徴を見ていこう!

KKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)はLBOの生みの親

KKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)」は、「ハゲタカ」でもおなじみのLBO(レバレッジド・バイアウト)という買収手法を生み出した企業。

LBOとは買収先の資産を担保に入れて、借り入れを行い買収するという手法で、手元資金が十分でなくても行えるので、レバレッジを効かせられるということだ。

このLBOはあのソフトバンクが英ボーダフォンの日本法人を1.75兆円で買収する際にも使われた手法としても有名。

カーライル・グループは悪名が高い?その背景には父ブッシュと父ビンラディンが

カーライル・グループが皮肉にも本業以外で有名なのが、ジョージ・H・W・ブッシュ(ジョージ・W・ブッシュの父)とムハンマド・ビン・ラーディン(ウサーマ・ビン=ラーディンの父)が過去に同社の投資家として名を連ねていたこと。

ちなみにテロリストのオサマ・ビンラディン氏と父や家族とは、縁を切っているということで、父ビンラディンはテロリストとは関係のないそうです。

しかしこの2名の存在があるため、カーライルの本業が隠れ気味なのが気の毒です…。

ブラックストーンは不動産投資に強みを持つ

ブラックストーンは「ハゲタカ」が流行った当時は、ここまでのポジションにいませんでした。しかしその後グイグイと成長して、今では3大PFファンドとして君臨するように。

そんなブラックストーンは不動産投資やヘッジファンドに強みを持っています。

そしてこの3社に共通しているのは、配当利回りの高さ。3社ともにアメリカ企業のトップクラスの配当利回りを実現しているので、インカムゲイン狙いの投資や、景気が低迷している時などに買い時がありそうです。

現在の3社の株価を見ると、ブラックストーンがきれいな右肩上がりのチャートを形成しています。

私たち個人投資家も、こうしたプロの投資家集団に運用を任せることができるという、ひとつの選択肢になるのではないでしょうか。

ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイはすでにかなりの水準にあり、投資するには躊躇してしまいますが、この3社ならまだまだ伸びしろが残っていそうです。

これからも注目していきたい銘柄です。

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