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【考察】ソフトバンクはスプリントを売却するのか?それとも新たな買収が!?

      2015/11/13

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【考察】ソフトバンクはスプリントを売却するのか?それとも新たな買収が!?

産経ニュースにこんな記事が出ている。

市場走る「ソフトバンクが米スプリントを売る」噂 再びアジアでM&A観測も

産経ニュースによるとソフトバンクは、アメリカの通信3位のスプリントの買収を決めたのは、同4位の「Tモバイル」の買収もセットであったから、とある。

続いて、スプリントの経営不振は深刻化しており、再建の道筋が見えなくなっているとも。ソフトバンクの孫正義社長は2月10日の決算会見で「再建は道半ばだが、改善している」「長い戦いになる」と語っているが、市場はその言葉を真に受けておらず、売却もあるのではという噂が飛び交っているというのだ。

そこで新たな憶測として出ているのが、シンガポールの「シングテル」と、インド「バーティ・エアテル」、イギリス「ボーダフォン」など、世界の携帯通信会社で主要市場を押さえている会社たちを買収するのではという噂。

この記事にあるように、スプリントの売却や、新たなる買収は起こりえるのか?個人的は見解に過ぎないが、考えていきたいと思う。

ソフトバンクのスプリント売却はあるのか?

確かにアメリカの通信業界はベライゾンAT&Tの「2強」、スプリントTモバイルの「2弱」とされている。

もしスプリントとTモバイルが一緒になれていれば売上規模などの点で「3強」となり、上位2社とも十分に戦っていくことができていただろう。しかしそれができなくなった今、スプリントは厳しい状況に置かれている。

「世界一の通信会社」を標榜するソフトバンクにとってアメリカ市場は、避けては通れない道。もちろん中国など規制により参入が制限される国はあるが、自由経済の国で巨大市場でなおかつ、成熟市場のアメリカは「世界一」には外せない。

私はソフトバンクによる、スプリントの売却は無いと考えている!現在は通信インフラの整備などに時間がかかっているが、マルセロ・クラウレCEOの元、きっと反転攻勢をかけてくれることを期待したい。

噂に出ているシンガポールの「シングテル」と、インド「バーティ・エアテル」、イギリス「ボーダフォン」ってどんな会社なの?

シンガポールの「シングテル」とは?

シンガポールの大手通信会社の「シングテル」と呼ばれるシンガポール・テレコム。シンガポールと言えば東南アジア随一の先進国。しかし人口は500万そこそこに過ぎず、日本の1億超やアメリカの3億超に比べると段違いに市場が小さい。

そんな「シングテル」になぜ注目が集まるのか?そこには世界各国の通信会社などにグループ会社や資本出資があり、「シングテル」は中国を除いたアジア地域最大の携帯電話事業を行う通信企業である。顧客数は5億人にもせまる規模である。

例えば、オーストラリアやインド、アフリカ、インドネシア、タイ、フィリピンなど、100%出資の場合もあれば30%そこそこの出資もある。

[詳しくは→シンガポール テレコム / シングテル(シンガポール株投資銘柄)]

ソフトバンクは現在、中国やインド、インドネシアを始めとする東南アジアを重要地域として、ベンチャー企業などに投資を進めている。そしてシングテルはそんなアジアの重要企業各社を押さえている、ソフトバンクからすると「シングテル」には”美味しい果実”がたくさん実っているのだ。

もしシングテルを買収することができれば、一気にアジア5億人の顧客を獲得することができ、時間も買うことができる。世界の通信事業の中で影響力を一気に上げることになりそうだ。

そして「シングテル」はインドの通信トップ企業である「バーティ・エアテル」の約32%の株式を保有している。よって「シングテル」を買収することは、同時にインドの通信トップ企業の主要株主となることができるという。

インド「バーティ・エアテル」とは?

そんな「バルティ・エアテル」とは1995年創業のインドの通信事業者で最大手、契約者は3億万人にものぼる。

「バルティ・エアテル」はインドを始め、バングラデシュ、スリランカ、アフリカ数カ国で事業を展開している。これから発展が期待される地域が中心である。

ソフトバンクからすると、まず市場がより早く成長している東南アジアなどの「シングテル」を買収したいはず。そしてもう少し市場が成長してきたことに「バーティ・エアテル」を買収できれば大成功なのではないか。

(参照記事→バーティ・エアテルについて

イギリス「ボーダフォン」とは?

ソフトバンクと「ボーダフォン」とは関係が深い。何と言っても、「ボーダフォン・ジャパン」をソフトバンクが買収したからだ。しかしボーダフォンの進出国はヨーロッパを中心とした30ほどの国。

ソフトバンクの戦略的には、ヨーロッパよりもアジアを重視している関係から、「ボーダフォン」の買収は無いと見える。買収しようにも約10兆円を超える買収金額は現在は用意できそうにもない。

(参照記事→ボーダフォンについて

まとめ

以上のことことから、まずはアメリカ・スプリントを反転攻勢をかけることが不可欠だ。この金食い虫を何とか軌道に載せないことには、次なる大きな勝負には出にくい。

そしてそれは急がないと、東南アジアの成長や、次なるインド・アフリカの成長を逃すことになってしまう。

世界で戦える、数少ない日本企業であるソフトバンクにはこれからも期待と注目していきたい。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

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