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預金封鎖とは?その時、我々はどう対策すべきか!?

      2015/11/13

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預金封鎖とは?その時、株などの資産はどう対策すべき?

2015年2月16日、NHKで「預金封鎖」について放送されました。なぜNHKが突然「預金封鎖」について放送したのか?それはやはり日本での「預金封鎖」の可能性が増してきたことが考えられます。

なぜ日本で「預金封鎖」は起こったのか?そして「預金封鎖」に対する対策はあるのか?

この先「借金大国・日本」で「預金封鎖」が起こる可能性があるのか?などを見ていきたいと思います。

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戦後の日本で起こった「預金封鎖」とは一体何なのか?その課税方法の「財産税」について

「預金封鎖」とは、一定期間、国民の銀行貯金が引き出せなくなることを指します。そしてお金を引き出せない間に「財産税」として課税し、無理やり税金として徴収するわけです。

そして戦後の日本で「預金封鎖」が起こった理由は、戦争により多くのお金を必要とした政府が国債を大量に発行、「国債を買って戦線へ弾丸を送りましょう」などのキャッチフレーズが飛び交うほど、なりふり構わず集められるだけの資金を集め、戦争につぎ込んでいきました。その結果、日本の借金がGDPの2倍にまで膨らんでしまうことに…。

そして日本国は敗戦。国民は疲弊し、国家には多額の債務が残ることに…。そして政府は1946年にその債務を返済し、インフレを抑えるために「預金封鎖」を行うという決断を下しました。

◯課された「財産税率」
 ・10万円超部分→25%
  (中略)
 ・20万円超部分→55%
 ・30万円超部分→60%
 ・50万円超部分→65%
 ・100万円超部分→70%
 ・150万円超部分→75%
 ・300万円超部分→80%
 ・500万円超部分→85%
 ・1500万円超部分→90%

この「財産税」が巧妙なのは、没収ではなく税金として徴収したことです。税金は国民の責務ですし、デフォルトと呼ばれる債務不履行ではなく、「徴税権」を行使した形を取っています。

この最大90%の「財産税」に加えて不動産などの資産も没収され、お金持ちの資産家なども一夜にして貧しい生活に戻ってしまいました。

同時に政府は「旧円」から「新円」へと通貨を切り替えました。これは当時政府の発行する国債の買い手が現れず、国債価格は暴落、金利は上昇するなど、物価が100倍近くまで跳ね上がるなどハイパーインフレが急激に起こり、そのハイパーインフレのために通貨の単位を変更。

加えてタンス貯金など、銀行に預けていないお金の「脱税」を防ぐという意味合いもあり、褒められたものではありませんが、政府の徹底した姿勢が伺えます。

「旧円」はすでに市場では使えない通貨となり、タンス貯金などをしていた人たちも、強制的に銀行への預金をさせられ課税されていきました。

そんな「預金封鎖」が実際に起こった国は、戦後の日本に加え、最近ではキプロスというヨーロッパの小国で起こりました。

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キプロスで行われた「預金封鎖」とは?

2013年には記憶に新しい方も多いかと思いますが、キプロスで国家破綻を防ぐための対策として「預金封鎖」が実行されました。

それは財政に苦しむキプロスが、EUや国際通貨基金(IMF)などからの金融支援を受ける代わりに、「預金者にも痛みを負担してもらいたい」というEUの考えがあったからです。

実際には、キプロスの銀行口座にはロシア人など外国人のものが多かったといいます。それはキプロスがオフショアやタックスヘイブンと呼ばれる、税率を低く設定されている国だからです。

(参照記事→オフショアとタックスヘイブン

そのEUや国際通貨基金(IMF)が行った金融支援は下記となります。

◯EUの金融支援の骨格
1、EUならびに国際通貨基金(IMF)が最大100億ユーロを支援する
2、キプロスの銀行の預金者に58億ユーロの「預金税」を課税

2013年3月16日、キプロスの銀行にある預金のうち10万ユーロ(約1300万円)以上の部分については9.9%、それ以下の部分については6.75%の「預金税」を課すと発表しました。

この発表が行われ、預金者がこのニュースを知った時にはすでに「預金封鎖」が行われており、オンラインバンキングやATMからの引き出しはができなくなっており、強制的な「預金封鎖」が突然行われたのです。

16日(土)に発表、17日は日曜日、18日(月)はキプロスの銀行休業日ということで、19日(火)の朝に銀行が開いた時には、預金者の口座の10万ドル以上の部分については9.9%、10万ドル以下の部分については6.75%が「預金税」として徴収されていたということに。

その時、為替は急激なユーロ安・円高(124円→121円)にふれ、日本でもFX取引をされている方にも影響が出ることになりました。

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私たちが「預金封鎖」への対策を行うことはできるのか?

このように強制的に「預金封鎖」が行われれば、我々の貯金や不動産などの資産が没収されかねません。私たちは「預金封鎖」が起こらないように祈るしか無いのでしょうか?

しかしそんなことはなく、戦後の日本においても自らの資産を守れた人たちもいるのです。それはどのような人たちで、どのような対策を取った人たちなのでしょうか。

それは政府が手を付けられなかった「株」や「外貨貯金」「外貨建て資産」などの金融資産を保有していた投資家たちです。我々に身近な投資商品の「株」や「FX」、「外貨建て債権」などがそれに当たります。

この数年、アベノミクスなどで利益を得たのも、賢く投資を行ってきた投資家たちです。そしてこれから起こるかもしれない「預金封鎖」への対策も「株」や「FX」などの金融資産を持つことは有効ということです。

現在のグローバル化している社会、テクノロジーやロボットに職を奪われていく時代に強く生きていくためには、ひとりひとりの「財務」の力がとても重要となってきます。

今すぐ投資について真剣に考える(勉強する)ことをおすすめしたいですし、投資によって「お金にお金を生ませる」ことを正しく学ぶことで、より豊かに強く行きていけるようになります。

ぜひ一歩を踏み出して、自らと大切な人を守れるようにしましょう!

【参照記事】
株の初心者・入門ガイド(トップページ)
株とFXとの違いって何なの?
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