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FXシステムトレードで知っておきたいスプレッド事情

      2015/11/11

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プロが作った売買ロジックを使うことで、誰もが同じように利益を上げられるFXのシステムトレードは、近年急速に人気が高まってきています。

ひとつのシステムだけでなく相場に合わせていくつものシステムを使ってポートフォリオを構築できるのもシステムトレードの魅力のひとつです。

しかし、気をつけなければならない点があります。

それはスプレッドです。

スプレッドとは「見えない手数料」とも言われ、取引回数が増える度に影響力を増やしていきます。

ここではFXのスプレッド事情について見ていきましょう。

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FXのスプレッド

現在、FXの証券会社は国内海外を問わず、取引手数料は無料であることがほとんどです。

そしてシステムトレードのストラテジー(手法を想像すると分かりやすいと思います)も無料で利用できるところもたくさんあります。

株と違い取引手数料も無料、利用料も無料、おまけにレバレッジ(自己資金の最大25倍の取引ができること)もかけられるとメリットが大きく感じるFXですが、実はスプレッドが手数料となっているのです。

スプレッドとは買値と売値の差のことを表し、例えばドル円を買値が120.01円、売値が120.0円で表示されている場合、買値と売値の差の0.01円がスプレッドとなり、これが証券会社の収益となります。

通常、FXでは1万通貨(1万ドル)を基本にします。

このとき0.01円は、0.01×10,000=100円に相当します。

1日1回、1ヶ月で20回の取引を行った場合、手数料だけで2,000円がかかっていることになるのです。

もちろんこれは、ドル円など取引量が高くスプレッドが狭い通貨ペアにおいたお話。

ユーロ円、ポンド円などスプレッドがドル円より広い通貨ペアに限ってはより高い手数料を支払うことになります。

恐ろしいシステムトレードのスプレッド

さらに恐ろしいことに、システムトレードは利用料が無料です。

この利用料はどこにかかってくるかというと、想像できた方もいらっしゃると思いますが、実質の利用料はスプレッドに含まれています。

反対に言えば、利用料を私たちが負担しているからこそ、優秀なシステムを使えると言えるのかもしれません。

国内で人気のシステムトレードのひとつであるミラートレーダーを扱うFX会社は通常のFXの取引と比べて、ミラートレーダーの場合、スプレッドを広げて設定しているのです。

(参照→システムトレードについて

ミラートレーダーを取り扱っているFX会社はスプレッドを公表していないことが多いのですが、平均すると、通常のFXではドル円が0.5pips程度であるのに対して、ミラートレーダーではドル円が3.0pips程度に設定されています。

これは取引回数を多くすれば多くした分だけ不利を強いいられることを意味します。

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システムトレードで有利にトレードする方法

無料のシステムトレードは使いやすいですが、上記のようにスプレッドが高くついてしまうのがデメリットです。

システムトレードを有利にするにはどのようにするのが良いでしょうか。

システムトレードで有利にトレードするにはトレード回数を制限することにつきます。

月々の取引回数を見直す、あまりに多くの売買を繰り返すストラテジーは選択しないことが大切です。

もちろんシステムトレードは大数の法則が影響するので、売買回数が少なすぎても難しいので一概には言えませんが、取引回数が増える度にスプレッドという見えない手数料を支払っているということは覚えておく必要があります。

スキャルピングデイトレードスイングトレード
スプレッドコスト高い普通安い
資金効率良い普通悪い

スプレッドコストは、売買回数が多いスキャルピングがいちばん高く、続いてデイトレード、スイングトレードの順番になります。数日から数週間にわたってポジションを保有するスイングトレードではスプレッドコストの影響を受けることはほとんどありません。

そのためスプレッドが広くなりがちなマイナー通貨でも安心して取引することができます。

ただし、取引回数が少なくなると「資金効率」は下がってしまうため注意が必要です。

スプレッドコストと資金効率のバランスを考えると、1日の中で売買を完結させるデイトレードがもっとも優れていることが分かります。スプレッドコストを払ってでも資金効率を上げたい方はスキャルピング、資金効率が下がってもできるだけスプレッドコストの影響を受けたくない方はスイングトレードというように、自分のスタイルに応じて決めてみましょう。

もちろん資金をそれぞれの手法ごとに分配するという方法もおすすめです。

まとめ

システムトレードの見えない手数料であるスプレッドについて見てきました。

FXでは優秀なシステムをお得に使うために取引回数を考えながら取引をすることが大切です。前述のように自分の資金をいくつかに分けて、複数の手法に分配するとポートフォリオの恩恵に与ることができます。

コツコツお金を貯めるのが大切なのと同様、ジリジリとお金を減らさないよう、賢い投資をしていきましょう。

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