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日経平均株価と日経225先物の解説

      2015/11/11

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日経平均株価と日経225先物の解説

日経平均株価とは?日経225という選ばれた銘柄たち

株式投資をしたことがなくても、日経平均株価という言葉は多くの人が知っています。テレビのニュースなどでも、ドル円の為替相場とともに紹介されることが多いからでしょう。

それでは日経平均株価は何かといえば、日本経済新聞社が公表している、株式相場全体の値動きを示す株価指数の一つです。

個々の銘柄はその株価を見れば、上がったり下がったりしたことがわかります。しかしこれでは東証全体の値動きはどうだったのか、ということはわかりません。

そこで、日経平均株価では東証一部の中から225種の主要な銘柄を選んで、その株価の平均を除数を使って修正した上で、計算されています。

日経225という言葉をよく聞きますが、それはこの225種の銘柄ということからこの名前がついています。これらの銘柄は日本企業を代表するものが選ばれています。

すなわち、日経平均株価を見れば、日本企業の代表的な銘柄の値動きがわかるというわけです。

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日本経済全体の状態がわかる

たとえばバブル経済の頃には、日経平均株価が3万円を超えました。その後、リーマンショックの後には7,500円程度まで落ち込み、現在ではアベノミクスによって2万円を超えています。

このように、日経平均株価を見れば、日本経済全体の状態を知ることができます。

たとえば今後、日経平均がさらに上昇して25,000円といった状態になるとしたら、どう判断すればよいでしょうか。バブルに近づいてきて加熱しているから危険だ、という考え方もありますし、実体経済の裏付けがあるからバブルではない、と考える方もいらっしゃるでしょう。

このように考え方にはいろいろありますが、景気のことを考えることができるのも、日経平均株価が数字という指標となって経済の状態をはっきりと示しているからなのです。

日経225先物取引とは?デリバティブという金融派生商品

ところで日経平均株価は、捉えようによっては、一つの株の銘柄と捉えることもできます。100株単位の銘柄と捉えて、バブルのときには3000円を超え、リーマン・ショック後に下がった時には750円くらいまで下がったと考えれば、直感的に把握しやすくなります。

そして、日経平均株価そのものを売買するということも可能です。もっとも、日経平均株価はただの指数ですから、現物株のように普通に売買できるわけではありません。

こうしたものを売買するためには、デリバティブ(金融派生商品)として売買することが必要になります。

その具体的な方法として、日経225先物取引があります。これは日経平均株価の将来の価格そのものを売買できる投資商品です。

先物取引には限月(げんげつ)と呼ばれる期限が設けられており、日経225先物取引には3ヶ月毎の4つの限月があります。

日経225先物取引は日経平均株価の1000倍の取引をします。たとえばその日の日経平均株価が15,000円であれば、1枚(1売買単位)が1500万円の建玉となります。

このように大きな額を取引しますので、なかなか日経225先物は敷居が高いです。そこで、100倍の取引ができる日経225mini(ミニ)というものも用意されています。

この日経225miniであれば、上記の例で150万円の取引ですから、かなり扱いやすいものになります。

日経225先物とミニは、レバレッジが30倍以上となっており、倍率が高いです。これはハイリスク・ハイリターンとなりますので、実際に取引する際にはもっとレバレッジを低くすることをおすすめします。

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日経225先物取引を行うメリット

それでは日経225先物取引のメリットとはなんでしょうか。まず、上記のようにレバレッジが高いので、資金効率がよいことです。

そして、株の個別銘柄を買うのと違って、価値が0になるリスクはほぼありません。ある銘柄の価値が0になるということは、倒産などが起きればありえます。

しかし、日経平均株価が0円になるということは、まず考えられません。その意味で安心して取引できます。

また、銘柄選びが不要であるというメリットもあります。株式であれば日本国内だけでも数千の銘柄がありますが、日経225先物であればこれ一つだからです。

もう1つ、空売りが簡単にできます。日経225先物取引はSBI証券など多くの証券会社で売買できますが、総合口座を開設していれば、先物口座の開設は簡単です。

そして、株の空売りと違って信用口座を新たに開設する必要はなく、逆日歩なども要りません。

(参照→空売りとは?株価が下がると利益が出せる空売りの使い方

一方のデメリットとはどのようなものがあるでしょうか?それは、配当金や株主優待がもらえないということです。こうしたインカムゲインを楽しみにするのであれば、やはり個別銘柄の株を買うほうがよいでしょう。

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ETFや投資信託でもインデックス投資が可能

日経平均先物取引は敷居が高い、と思われるのであれば、ETF(上場投資信託)や投資信託でも日経平均株価と連動して、まとめ買いできるようなインデックス銘柄があります。

こういったETFや投信なら、通常の証券口座ですぐに売買できます。

ETFや投資信託であれば、投資資金も個別銘柄と同じような感覚で行えるので、投資の初心者にとっては始めやすいでしょう。

ぜひご一考してみてはいかがでしょうか?

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

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