株やFXの初心者・入門ガイド

株の損切りと利益確定の具体的なやり方

      2015/11/10

LINEで送る
Pocket

株の損切りと利益確定の具体的なやり方

売りが株式投資の損益を変える

株式投資とは、買ったものをいつかは売る必要があります。

長期投資であればずっとその銘柄を何十年も保有し続けて配当をもらい、さらに子供さんに相続させるということもあるでしょう。しかしこういった長期投資をされている方はおそらく少ないはずです。

特に値上がり益(キャピタルゲイン)を狙うのであれば、短い期間で売買を繰り返すという手法を行うことになります。

その際に欠かせないのが、含み損が出たときの損切り、そして含み益が出たときの利益確定売りです。

こうした売りをどう行うかで、損益が大きく変わってきます。

損切りは嫌なものだけど

損切り(ロスカット)は投資家にとってとても嫌なものです。自分が株を買ったことが失敗に終わり、含み損が確定してお金が減るからです。

それでも、ドルコスト平均法のような損切りをしない方法でない限り、やはり損切りは必要不可欠なものです。

なぜ必要なのでしょうか。たとえば食品スーパーではいろいろな食品を売っていますが、なかにはいつまで経っても売れない商品もあります。

しかし、そのまま売り場に陳列していても、そのうちに消費期限が過ぎて売れなくなります。すると仕入れ値がまるごと損になります。

それよりも、消費期限が近づいた商品は、値引きをしてでもとにかく売り切るほうが経営面から見ると良いですね。少しでもお金が入りますから、そのお金でもっと売れる商品を仕入れることが可能となります。

これはそのまま株式投資でも当てはまることです。ある一つの銘柄を資金の全部を投じて買った場合、その銘柄の株価が下がれば下がるほど、再起不能に近づいてきます。

そうであれば、たとえば買った時点から10%下がったら売る、とするほうが資金も残せますし、その教訓を生かして次の投資で成功しやすくなれます。

損切りの具体的な方法

損切りの具体的な方法ですが、まず一つ目は買った値段から○○円下がったら売る、あるいは○○%下がったら売る、という方法があります。

二つ目は、テクニカル分析によって売買をしている場合に、売りサインが出たら損切りをするというものです。

たとえば移動平均線を使ったゴールデンクロスが出たところで買ったとします。そのまま株価が上がればよいですが、逆に下がってからデッドクロスが出ることがあります。

この場合、失敗と判断して売れば、立派に損切りをしたことになります。

前述のように損切りは心理的にとてもしづらいものですが、テクニカル分析の売りシグナルが出たら損切りする、という方法は、機械的に損切りができますので優れています。

利益確定のやり方

続いて利益確定売りについて解説します。こちらは損切りとは逆に、含み益が出ているのですからとてもうれしいものです。

しかし、実は利益確定売りもとても難しいものなのです。

たとえば買った株が値上がりしてくると、「いつ下がり始めてしまうのだろうか」という不安にかられるからです。

すると、今売って利益確定するのか、それとももっと持ち続けてさらに値上がりするのを待つかという選択を迫られます。

今売ってしまえば気分が楽になれますが、利幅は少なくなります。逆にさらなる値上がりを待つのはうまくいけば利幅を取れますが、下手をすれば株価が急落して、「早く売っておけばよかった」ということにもなりかねません。

そこで、やはり利益確定をどこで行うのか、前もって決めておくことをおすすめします。

たとえば買った値段から3割上昇したところで売る、というやり方がその典型例です。

株価が倍になったら売る、というような基準でも良いですが、なかなか倍になることは少ないです。それよりも、3割くらい上がったら売ってしまい、新たに他の銘柄を買う、というような方法のほうが、確実ですし複利効果を活かせてよいかもしれません。

たとえば100万円の資金が130万円になったら、次は130万円分の株を買うことで、複利効果を使えるからです。

また、テクニカル分析による売りシグナルで売るのであれば、機械的に利益確定を行えます。上記のゴールデンクロスとデッドクロスの例であれば、株価が上昇してからデッドクロスが出たところで利益確定売りをする、ということになります。

【関連記事】
株の始め方
FXと株の違いってどんなところ?
貸株サービスの比較!メリットだらけの貸株とは?
株のPTSとは?PTSで夜間取引に挑戦しよう!
つなぎ売りとは?株主優待を権利落ちを回避する手法

 - 株の売買 , ,