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通貨ペアのボラティリティに注意してトレードする

      2015/11/10

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勝っているはずなのに思ったより利益が出ていない。いつも特定の通貨ペアの損失に大きく左右されてしまう。こんな経験がある方も多いと思います。

いくつかの通貨ペアに分散してトレードすることはとても大切です。

しかし、闇雲に分散すれば良いわけではありません。通貨ペアには、似た動きをする「相関性」のあるものもあれば、逆の動きをする「逆相関」のものもあります。

さらには通貨ペアごとに値動きの幅である「ボラティリティ」も異なります。

ここでは複数の通貨ペアをトレードする上で忘れてはならないボラティリティについて見ていきます。

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FXにおけるボラティリティ

ボラティリティとは価格変動率のことをいいます。FXにおいてはその通貨ペアの値動きの幅を想像すると分かりやすいと思います。

そもそも、FXはレートの「差」で利益を狙うため、ある程度のボラティリティがなければ利益になりません。

そのためボラティリティのある通貨ペアを選ぶことが必要になってきます。

しかし、ボラティリティが高いということは値動きの幅があることを意味するため、利益になりやすいのと同時に損失が増える可能性も高くなります。

また、ボラティリティが低いということは値動きの幅が少ないことを意味するため、利益にもなりにくいですが、損失にもなりにくいという特徴があります。

通貨ペアごとのボラティリティ

ここで通貨ごとのボラティリティをご紹介します。ご存じの方も多いとおり、2015年1月15日に起きたスイスフランショックで一気にスイスフランのボラティリティが上昇したため、平均を取るのが難しくなっているのが現状です。

(参照→スイスフランショックとは何だったのか!?その原因とその後

そのため、スイスフランショックを除外した通常時のボラティリティが比較的高い通貨ペアを並べてみます。

  • 英ポンドスイスフラン(GBP/CHF)
  • ユーロ豪ドル(EUR/AUD)
  • 英ポンド円(GBP/JPY)
  • ユーロ円(EUR/JPY)

ボラティリティは日々変化しますが、基本的にボラティリティの高い通貨ペアは上の通貨ペアとなります。

今度は反対にボラティリティの低い通貨ペアを並べてみます。

  • ユーロ英ポンド(EUR/GBP)
  • 豪ドルNZドル(AUD/NZD)
  • ユーロスイスフラン(EUR/CHF)
  • ドルカナダ(USD/CAD)

ユーロスイスフランは前述の通り、スイスフランショックでは一時3000pipsを超える値動きを見せましたが、基本的には穏やかな通貨ペアとして知られています。

ただ、現在は不安定な動きをしているため取引するのはおすすめできません。

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ボラティリティからトレード枚数をそろえる

異なる通貨ペアを同時にトレードするときにはボラティリティを考慮する必要があります。

ボラティリティの低い通貨ペアでコツコツ利益を重ねても、ボラティリティの高い通貨ペアで負ければ利益が吹き飛んでしまうからです。

たとえば、英ポンド円で1枚トレードするとき、ドル円では2枚トレードします。

このように最大の損失幅を考慮して枚数をそろえることが大切です。

ボラティリティの低い通貨ペアを狙った手法

FXはボラティリティがないと利益を得にくいのは事実ですが、中にはボラティリティが低いことを活用して利益を上げるトレーダーも存在します。

アジア時間と呼ばれる、日本の深夜から早朝にかけての時間帯はマーケットに参加する人が少なく、極端にボラティリティが減少します。

この時間帯に下がったら買って上がったら売る、上がったら売って下がったら売るを繰り返し、1pips、2pipsをコツコツと稼ぐという手法です。

これらは早朝スキャルピングとも呼ばれているので、興味がある方は挑戦してみるのも面白いかもしれません。

ただ、FX業者によっては早朝スキャルピング対策として、早朝はスプレッドを拡大していることもあるので注意しましょう。

まとめ

通貨ペアのボラティリティについて見てきました。

ポートフォリオを組む上で通貨ペアのボラティリティの把握は必須項目です。

値動きが激しい通貨ペアは少なく、値動きが穏やかな通貨ペアは大きく、取引枚数をそろえてトレードするように心がけましょう。

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