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ドルコスト平均法(2) 効果を高める方法と売却のやり方

      2015/11/10

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ドルコスト平均法(2) 効果を高める方法と売却のやり方

(前編はこちら→ドルコスト平均法(1) 安く株を買う投資法

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ドルコスト平均法の効果を高めるやり方

ドルコスト平均法は平均取得単価を有利にできるというメリットがあると前回書きました。

下げ相場のときに逆張りで買い続けるのはなかなか難しいものですが、ドルコスト平均法ならそう難しくなく、それが実現できます。

ドルコスト平均法が無意味、不利、ダメという批判もあるようですが、前回の計算結果を見て頂ければ、特に下げ相場に強いというのがおわかり頂けるはずです。

そして、ドルコスト平均法のデメリットといえば底を狙ってピンポイントで買うよりは価格が不利という点ですが、このデメリットを克服する方法がありますので、それをご紹介します。

下げ相場で買い始める

まず一つ目の方法は、下げ相場のところで買い始めるというものです。株価が安いところでドルコスト平均法を始めれば、安いところで多く買えますので、少しでも相場が上がってくれば売却して値上がり益を得ることもできるからです。

また、多く買えるということは株数が増えますので、配当金を多く獲得できるというメリットもあります。

それでは具体的には下げ相場とはどのように判断すればよいでしょうか。たとえば日経平均株価が1万円を割り込んだところで、ある銘柄を買い始めるというのも一つです。しかしなかなかそういったチャンスは少ないでしょう。

そこで、PBRを使って割安な銘柄を探す、という方法をおすすめします。たとえ株高のときでも、何らかの事情で買われずに安値で放置されている銘柄がありますので、それを買うわけです。

ただし、経営を危ぶまれてPBRが低くなっている銘柄はもちろんいけません。そのため、必ず自己資本比率やDEレシオ、業績などをチェックしましょう。

たとえばPBRが0.7というような水準であれば、十分に割安と言えるでしょう。

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毎月の予算配分を株価によって変える

もう一つのドルコスト平均法の効果を高める方法は、毎月の予算配分を変えるというものです。

これはナンピン買いというやり方の考え方をドルコスト平均法にも使うものです。

ナンピン買いでは安いところで買う量を増やすことが多いですが、同じようにドルコスト平均法でも株価が下がっているところで買う量を増やします。

具体的にはどうすればよいでしょうか。たとえばA社の株(売買単位は1)の過去の値動きをみて、だいたい5,000円から15,000円くらいのレンジで値動きしているとします。

この場合、一例として5,000円から10,000円以下のところでは毎月の予算を3万円、10,000円を超えるところでは2万円とします。端数は切り捨てます。

これなら安い価格帯で多く買え、高いところでは少なく買えます。ドルコスト平均法のメリットをさらに増強できる方法です。

たとえばある月の株価が6,000円だったとすれば、5株を買います。また他のある月の株価が15,000円だったとすれば、1株を買います。

この場合、平均取得単価は7,500円です。一方、通常のドルコスト平均法を使った場合には、6,000円で5株、15000円で2株買いますので、平均は約8,571円です。

このように有利な価格で買うことができます。

ドルコスト平均法での売却は

ドルコスト平均法で、値上がり益(キャピタルゲイン)を狙うにはどうしたらよいでしょうか。まず、やはり上記の方法、特に一つ目の下げ相場で始める方法をおすすめします。

ドルコスト平均法は値上がりしたところでも少量ですが株を買い続けますから、どうしても安値で買って高く売るというのはしづらいものがあるからです。

そして、下げ相場から急に上げてきたような場合には、新たに株を購入するのを中断するのがよいでしょう。そして任意の株価で売却します。

こうして考えますと、やはりドルコスト平均法は値上がり益を狙うよりも、継続してなるべく有利な価格で株を購入しつつ、配当狙いを主に狙っていくのが向いているのは確かです。

その意味でデメリットはあります。しかし、実際にやってみるとわかりますが、たとえばリーマン・ショックのような株安のときに、安いからと買うのはなかなか困難です。

その点、ドルコスト平均法ならこうした局面でも買いを続けやすいという意味で、メリットも十分にある方法です。配当狙いが主で、上手く行けば値上がり益も取れたらよい、とお考えの投資家には特にピッタリといえるでしょう。

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