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ギリシャ問題とはどんなもの?原因と裏側に隠された事情

      2015/11/10

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santorini

経済に興味がある方なら、「ギリシャ問題」という言葉を聞いたことがあるかと思います。ギリシャ問題は「欧州債務危機」などとも呼ばれることがあります。

2015年現在もギリシャ問題は度々為替相場の話題の中心となり、相場を大きく動かす材料となることも少なくありません。

そもそもこのギリシャ問題とはどのようなものなのでしょうか。

ここではFXをやる上では知っておきたいギリシャ問題について見ていきたいと思います。

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ギリシャ問題とは

ギリシャ問題、欧州債務危機は、2009年にギリシャではじまりました。

2009年10月にギリシャの政権が交代し、それまで発表していた財政赤字が粉飾のものであり、実際ははるかに大きい赤字であることを暴露しました。

粉飾決算が明るみに出たことにより、格付け会社のスタンダード&プアーズ(S&P)がギリシャの格付けを下げ、ユーロ売りが本格化することになったのです。

ギリシャショック

2010年5月6日、トリシェECB総裁が「ギリシャ国債買い上げはしない」と発言したことで失望売りが加速、ニューヨーク株式市場では一時998ドル下がる過去最大の下げ幅を記録しました。

このように瞬間的に大きくさげることを「フラッシュクラッシュ」といいます。

2010年のフラッシュクラッシュの原因は、株の誤発注があったのではないか、黒幕がいたのではないかと様々な疑惑が持たれていました。

しかし、2015年に事件は急展開を見せます。イギリスの投資家がコンピュータを使った高速取引をして株価を暴落させたとして逮捕されたのです。

ギリシャが財政難に陥った理由

人口1,100万人、GDP3,600億ドルという小国ギリシャが財政難に陥った理由のひとつとして公務員の人数があります。

ギリシャは小国ながら就業している人口の約3分の1が公務員として働いています。

国の税金をお給料としてもらう公務員が3分の1、ちょっと大変そうな気がしますよね。

また、その税金を支払わない、いわゆる「脱税」がまかり通っているのも、ギリシャの歯車を歪めた理由のひとつと言えるでしょう。

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ギリシャ問題、解決への道

2015年現在、ギリシャ問題を解決しようと、日々欧州では話し合いが行われています。

そして、話し合いの結果によってユーロを中心とした為替相場が大きく動きます。

ギリシャがユーロの国のひとつとして認められないということで、「ユーロ離脱」が囁かれるとユーロは大きく売られる傾向があります。

どうしてギリシャがユーロを離脱するとユーロが売られるのかというと、実は、ユーロにはギリシャとおなじように財政難に陥っているアイルランドやポルトガル、スペインといった小国があるからです。

もし、仮にギリシャがユーロを離脱するようなことがあると、それらの小国も離脱するのではないか、ユーロという仕組みが崩壊するのではないかという懸念からユーロ売りが加速します。

ギリシャ問題の裏側

経済のニュースを見ていると、ギリシャ問題が度々蒸し返されることに気づきます。

これはギリシャ問題を出すことによって、ユーロ売りを加速させ、ドイツなどの輸出大国が輸出による利益を上げやすくするためなのではないかという見方も出てきています。

真偽のほどは不明ですが、2010年には対ドルで1.40だったユーロが、2015年には1.10まで約3分の1下落していることを考えると、輸出大国は為替差益だけで相当な利益が出ていることが分かります。

まとめ

ここでは話題に上がることが多いギリシャ問題について見てきました。

相場が大きく動く原因になるギリシャ問題はFXトレーダーにとって悩みの種と言えます。

2015年の時点では年末までユーロを離脱することがないとは言われていますが、相場は相変わらず神経質な動きを続けています。

今後も発表されるギリシャ関連のニュースには注意していきましょう。

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