株やFXの初心者・入門ガイド

最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(1) 敵を知る

      2015/11/10

LINEで送る
Pocket

最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(1) 敵を知る

◯シリーズ
・最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(1) 敵を知る
最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(2) 短期決戦が基本
最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(3) 勝ち易きに勝つ

[スポンサードリンク]

応用自在な戦術を株に使う

古代中国で生まれ、そして今なお最高の戦術書と言われているのが、「孫子」です。たとえば戦国武将の武田信玄が旗印にしていた、「風林火山」も孫子の一節です。

ちなみに著者は春秋時代の呉の将軍だった孫武です。孫武の末裔である孫臏(そんぴん)もまた、「孫臏兵法」という兵法書を残しています。

ところで戦術書にもいろいろあります。中国のものだけを見ても、呉子や六韜三略(りくとうさんりゃく)などもあります。

たとえば六韜三略も優れた戦術書で、徳川家康が愛読していたことで有名です。ただ、六韜三略は政治に重きを置いた内容が多い一方で、戦術としては火計などのとても詳しい記述が多いです。

そのため、六韜三略の戦術の部分は昔には兵法書としてとても具体的で参考になったはずですが、現代の人が戦術を学ぼうと思っても、逆に役に立たないことが多いです。

一方の孫子は、良い意味で抽象的です。そのため、現代の戦略立案や経営においても、十分に応用できるというよさがあります。もちろん株式投資にも役立ちます。

ここでは、孫子をどのように株に応用できるのかを解説していきます。

[スポンサードリンク]

株で敵と自分のことを知るとは?

まずは「彼を知り己を知れば百戦危うからず」です。敵のことと自分のことを正しく知っていれば、何度戦っても危なくなることはない、という有名な言葉です。

ちなみに日本がアメリカなどと戦った太平洋戦争では、日本はアメリカの兵力や物資の豊富さなどを正しく把握できていませんでした。また自軍の戦闘機などの数すら正しく把握していなかったのです。

そのため、悲しい敗戦を日本が迎えたのは周知のとおりです。

それではこの言葉は株にはどう使えるでしょうか。まず敵についてですが、さすがに株価の動きをぴたりと予測することはできません。ただ、ファンダメンタルズ分析で言えば、監査法人がチェックすることで、正しい業績や財務のデータが公開されています。

そのため、やはり営業利益や経常利益、1株当り純資産、自己資本比率などはチェックしておきましょう。逆にこれを行わないと、上場廃止になるような株を買ってしまいかねません。

「友人に勧められたから」と、チェックせずに株を買うのは避けましょう。また、PBRやPERなどが高くなりすぎている銘柄を買うのには、慎重になったほうがよいでしょう。

割高感がすでに出ているからです。その意味で、PBRなどを見て冷静に考えることもまた、敵を知ることになります。

己を知るという点では、まずは自分の力量をわきまえるという心構えが必要です。株の初心者が仕手株(特定の集団が値動きを操作する銘柄)や値動きの荒すぎる銘柄を買ってしまうのは、とても危険です。

また、レバレッジのかけすぎにも注意が必要です。株の場合はFXなどに比べてレバレッジの倍率は低いですが(約3.3倍)、値動きが大きい銘柄の場合にはリスクが高くなります。

株で大きな失敗をしないために

続いて、「兵は国の大事」という言葉があります。戦争は国家にとって存亡を賭ける重大事項だから、軽々しく行ってはいけないという意味です。

これは株式投資にぴたりと当てはまる言葉ですね。たとえば退職金が3,000万円あったとして、それを株に全てつぎこむというのはどうでしょうか。

その人が経験豊富な相場の達人であれば別ですが、特に株の初心者が3,000万円すべてで株を買って、大きく損をしてしまう可能性もあります。

そのため、まずはたとえば500万円とか1,000万円というように、資産の一部で株を始めてみることをおすすめします。

その上で、株に慣れて自信が出てきてから、投資額を増やせばよいわけですから。

株式投資で頼れるのは自分の判断だけ

孫子には「君命に受けざる所あり」という言葉があります。主君の命令であっても、現場の指揮官である将軍はその命令に反しなければいけないこともある、ということです。

太平洋戦争でも、現場の実情を知らない大本営が、とんちんかんな命令を出して多くの犠牲を出した、というケースが多いです。

株式投資をする際、投資家は代表取締役でありCEOであり、将軍です。すべてが自己の判断で決まる、という点では、株はこれ以上ないほどフェアなゲームだとも言えます。

もちろんそれによって受けた損失はすべて自分が被らないといけません。それだけに、ご自分が正しく判断するために、勉強と実践が欠かせません。人のせいには一切できない、それが厳しい相場の世界です。

「孫子の兵法」をぜひ株式投資にお役立てください。

◯シリーズ
・最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(1) 敵を知る
最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(2) 短期決戦が基本
最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(3) 勝ち易きに勝つ

【おすすめ 証券会社ランキング】
1位:楽天証券
2位:GMOクリック証券
3位:ライブスター証券

[スポンサードリンク]

 - 投資・株・FX・お金の勉強, 株の売買 ,