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最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(2) 短期決戦が基本

      2015/11/10

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最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(2) 短期決戦が基本

◯シリーズ
最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(1) 敵を知る
・最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(2) 短期決戦が基本
最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(3) 勝ち易きに勝つ

株も短期決戦が基本

前回に引き続き、古代中国の戦術書である孫子から、株で勝つためのやり方を学んでいきましょう。

まずは「兵は拙速を聞く」です。「兵は拙速を尊ぶ」と言われることのほうが多いです。これは、戦いでは短期決戦を基本とせよとは言われるが、長期戦がよいと聞いたことはない、すなわち短期決戦が基本だという意味です。

株式投資においても、これは当てはまります。もちろん買った株がどんどん値上がりしているので、何年も寝かせているというのなら良いのですが、そういうことは少ないでしょう。

逆に、株を買ったらどんどん値下がりしているので、売るに売れず、塩漬け(含み損のある株を売らずに放置すること)になっているというケースが多いです。

これはいわば、勝ち目のない戦いで長期戦になっているというケースです。孫子の考えに反するやり方です。

やはり、○○円を下回ったら損切りする、いついつまでに上がらなかったら損切りする、というルールを事前に決めて、短期決戦をするほうがよいでしょう。

投資資金をどんどん増やして強くなる

孫子には、「勝ってますます強くなる」という言葉があります。これは投資家にはとてもうなずける言葉でしょう。そう、複利効果があるからです。

孫子は、敵に勝てば敵の物資も手に入り、敵兵を自軍に編入できますので、ますます自軍が強くなる、と説いています。

株式投資でも、複利効果を使っていけば、雪だるま式に資金を増やしていくことができます。

逆に、負け続ければ資金がどんどん減ってしまいます。

もちろん株ではいつも勝てるということはありません。ただ、負けたときにそのダメージをなるべく小さくして、勝ったときに利益を大きくすることはできます。「損小利大」という考え方です。

勝ってますます強くなるために、やはり損切りをしたり、銘柄や売買のタイミングを精査することが必要となります。

人気のないニッチ銘柄を狙う

続いて「進撃のときには敵の手薄を衝く(つく)」です。敵と戦う際には、手薄なところを狙うべきだという考えです。

そんなの当たり前じゃないか、と思われるかもしれません。でも、知らず知らずのうちに「手薄でないところを」衝いてはいませんか?

株式投資で言えば、人気がありすぎてすでに株価が高止まりしている株を買うことが、これに当たります。株はババ抜きと似ていて、最後にババを抜いた人が大きな損失を受けます。

すでに買われて高くなっているということは、それだけ天井に近く、ババを抜く可能性が高いわけです。

ですから、やはりなるべく割安なところで株を買うことをおすすめします。ただし底を狙うのも非常に難しいですので、株価が上がり始めてしばらく経っているところを順張りで狙うのがよいでしょう。

あるいはファンダメンタルズ指標のPBRやPERを使えば、割高なところで買うことを避けることもできます。

勢い(順張り)に乗って戦う

次に、「戦いの勢いに乗って戦う」という孫子の言葉です。丸い石が坂を転げ落ちればどんどん加速していくように、兵に勢いがつけば、大きな力を発揮できます。

これは株ではどのように応用できるでしょうか。それは株価の動きに勢いがつき始めたところで買う、ということです。

つまり、底からある程度値上がりしたところであれば、その後も株価上昇が続くと見込んで、そこで買うというやり方です。順張りです。

とはいえ、必ずしも株価上昇が続くとは限りません。その場合には、損切りも必要となります。

こうして勢いに上手く乗ることができれば、利益をどんどん増やすことができます。

もちろん逆張りで、下がっているところを買って底を狙うという方法のほうが、買値が有利になります。しかし、逆張りは恐怖を感じますし、やってみるとかなり難しいです。

まずは順張りで、株価に勢いがついたところを狙いましょう。ただし勢いがつき始めてから時間が経ちすぎているのもまた、株価下落のおそれがあります。勢いがつき始めたあたりを狙うのが良いでしょう。

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