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最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(3) 勝ち易きに勝つ

      2015/11/10

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◯シリーズ
最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(1) 敵を知る
最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(2) 短期決戦が基本
・最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(3) 勝ち易きに勝つ

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相場の変化に順応する

まずご紹介する孫子の言葉は、「戦争における態勢は無限に変化する」です。つまりその状況に応じて、戦い方や陣形を変化させなければいけないということです。

株式投資やFXなどの相場においても、この言葉は通用します。たとえばある株を買ったら、その後に世界同時株安が起きたり、悪い材料が出て株価が急落、ということもあり得ます。

こうしたときには、意固地になって銘柄を持ち続けるのは危険な事が多いです。そのため、損切りをして早めに撤退するという決断が必要になります。

(参照→株取引での損切りの大切さと逆指値注文

また、相場には値動きの仕方にいろいろな種類があります。一方的に上下する暴騰や暴落、あるいはじわじわと上がっていくケース、上がっては下がりを繰り返しながら少しずつ上がっていくケース、小幅な値動きの中で上下を繰り返す保ち合い(レンジ相場)などです。

こういったいろいろな相場について、対応しなければいけないのですから株は大変です。一つの方法として、得意な相場以外には参加しない、というのも立派な戦術です。

たとえば暴騰や暴落のときだけ飛び乗る、そしてそれ以外のケースでは売買しない、というのもよいでしょう。

このように相場に絶対はありません。ですから戦況に応じて撤退などができるように、あらかじめ戦略を立てておきましょう。

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相場の世界も騙し合い

続いてご紹介する孫子の名言は、「兵は詭道(きどう)なり」です。戦争とは騙し合いだ、という意味です。

とはいえ、株式投資の世界では、他の投資家を騙す行為は禁じられています。たとえば成約させるつもりのない注文を出す見せ玉、嘘を広める風説の流布などです。

それでは「兵は詭道なり」という言葉をどう解釈すべきでしょうか。ご自分とその銘柄との騙し合い、と考えてみるのがよいと思います。

たとえば、ある銘柄を買ったが経営が悪化して、上場廃止になってしまったということがあります。これはその銘柄が投資家を騙した、と考えるわけです。

また、そこまでは行かなくても、株を買ったら値下がりしたというのも、一種騙されたといえます。

それでは個人投資家はどうすべきでしょうか。騙されないように気をつけることです。そのために役立つのがファンダメンタルズ分析や、テクニカル分析です。

たとえばあまり株の勉強をしていない人が、知人に勧められてよく知らない銘柄を買う、話は珍しくありません。でもこれでは、損が出てしまうことも多いはずです。

それよりも、その銘柄についてPERやPBRは高いか低いか、業績は悪化していないか、財務状況はよいか、資金繰りやキャッシュフローはどうなっているかなどをチェックするほうが、はるかに騙されにくくなります。

また、チャートを見て天井が近そうだと思えば買うのを止めたり、ずっと下がり続けているので底を見極めるという方が、成功率を高めることができます。

実際、相場の世界は血も涙もない熾烈な生存競争の場です。何十年という経験を持つ相場師も、ファンドマネージャーも、株を始めたばかりの初心者も同じ土俵で戦います。

そこで騙されないためには、勉強をして、自分なりのトレード手法を確立していくしかないでしょう。

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勝ち易きに勝つ

最後にご紹介する孫子の名言は、「勝ち易きに勝つ」です。自分にとって勝てそうな敵をまず相手にして、それに勝てという意味です。

これは経営戦略でも当てはまります。たとえばランチェスター戦略では、敵を細分化して、勝てそうな土俵で戦うことを勧めています。

株式投資でも、勝ち目のない相手には挑まないようにしましょう。それでは勝ち目のない相手とは、具体的にはどんなものでしょうか?

たとえば、「すでにたくさん買われて大きく値上がりしている銘柄」です。これは一見勝ち目があるように見えます。すごい勢いで値上がりしているからです。

ただ、値上がりしているということは終わり、すなわち天井が近いということでもあります。「天井三日、底百日」という格言があるように、天井は崩れ始めるとすぐに崩壊します。

とはいえ、では逆に底を狙えばいいのかといいますと、それも現実にはとても難しいです。そこで、勝ちやすい敵に勝つためには、少し値上がりしてきて「これはまだ上昇トレンドが続きそうだ」というところで買うのがおすすめでしょう。

以上、株で勝つために役立つ孫子の名言をご紹介してきました。孫子には他にも名言がたくさんあり、株式投資や経営などに役立ちます。ぜひ読んでみてください。

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・最強の戦術書・孫子に学ぶ株で勝つ方法(3) 勝ち易きに勝つ

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