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イエレンFRB議長の発言でいよいよアメリカ利上げがくる!?

      2015/11/10

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2015年の為替相場はギリシャ問題、中国株の下落が大きな注目を集めています。ギリシャでは銀行が休業し、中国では大量保有株主が6ヶ月間の売却禁止が言い渡されました。

そして、もうひとつ忘れてはならないのがアメリカの利上げです。

イエレンFRB議長が「利上げ」について言及してからドル高相場が目立つようになりました。

ここではアメリカの利上げについて見ていきましょう。

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イエレンFRB議長の「利上げ」発言

2015年7月、米下院金融員会でイエレンFRB議長が「年内に利上げをしたい」という声明を発表しました。現時点でもっとも有力なのは2015年9月に25bp(0.25%)の利上げをするという考え方です。

ドル円、ユーロドルなどの相場も次第に利上げを織り込んだ相場となってきているため、反対に9月に利上げが行われなかった場合、ドル円は大きく下落(ドルが売られる)する可能性があります。この場合、ユーロドルは上昇(ドルが売られる)することになります。

ただ、時期に関しては「年内」というだけで、確実に「9月」と決まったわけではないので、過信しないように注意しましょう。

利上げがあったらどうなるの?

ここでアメリカがもし利上げをした場合どうなるか見てみましょう。

通常、利上げをした国の通貨は買われ、利下げをした国の通貨は売られます。これはユーロや豪ドルなどを見ていても分かると思います。

しかし、今回は世界最大の経済大国であるアメリカです。世界中に与える影響は少なくはありません。

ここで考えられる影響を3つあげてみます。

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1. 円安ドル高になる

アメリカが利上げを行うと、前述のようにドルが買われます。必然的に円安ドル高相場になります。ただ、現在の相場は利上げを織り込んでいるため、利上げが行われても大幅な円安ドル高相場にはならないと予想されています。

2. 株価が下がる

アメリカの金利が上がると、金利が高くなるために企業はお金を借りにくくなります。企業はお金を借りて事業投資するため、利上げが行われると事業投資がしにくくなるため業績が悪化し、株価が下がる傾向があります。

3. 新興国の株価が下がる

株価に影響が出るのはアメリカだけでなく、アメリカの企業が投資する新興国の株価も同様です。お金を借りにくくなるため、新興国での事業に回すお金が少なくなり、結果として新興国の株価も下落します。このように考えるとアメリカの政策金利の変動は世界的に影響を与えることが分かります。

過去から学ぶ1994年の利上げ問題

アメリカが利上げをするのは今回がはじめてではありません。

そこで参考にされるのが1994年の利上げです。

当時、アメリカは1989年から1992年まで24回もの利下げを実施しました。これは政策金利を下げるだけで景気回復を狙った「雇用なき景気回復」と言われています。

その後、1994年に利上げをすると、アメリカの債権相場は大暴落をしてしまいました。

雇用がないまま、金利を下げることによって景気回復を狙ったため、急な利上げが経済に大きな影響を及ぼしてしまったのです。

2015年にFRBが行う利上げはもちろん1994年の債券相場の大暴落を教訓にしているため、同じことは起こらないと考えられています。2015年8月に発表された米・7月雇用統計の結果からも、失業率は長期的に下落してきているのが分かります。もちろん相場に確実はないので、安心しすぎないようにも注意しましょう。

まとめ

イエレンFRB議長が打ち出すアメリカの利上げについて見てきました。

早ければ9月、遅くとも年内には実施されると見られているアメリカの利上げ。大きく動いて資金を目減りさせてしまうことのないように資金管理をしっかりとしておきましょう。

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