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なぜリスク回避には「日本円」が買われるの?

      2015/11/10

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景気の悪化、情勢不安、など世界的なリスク回避の動きがあるとリスク通貨が大きく下落します。

リスク通貨とは「豪ドル」「NZドル」などの資源国通貨や「ユーロ」などを指します。

反対にリスク回避時に買われる通貨には日本円やスイスフランがあります。

永世中立国のスイスはともかく、決して良いとは言えない日本の通貨が買われるのはなぜなのでしょうか。

ここでは円やスイスフランといったリスク回避通貨が買われる理由について見ていきましょう。

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相場は人気投票

そもそも、FX相場は人気投票です。ドルが政策金利を上げるらしい、今イギリスの景気が良いらしいとなると、その国の通貨が買われます。反対に、戦争が起こっている、大きな地震があった、利下げを行うなどすると、その国の通貨が売られます。

ただし、2011年3月に日本を襲った東日本大震災のときは別です。東日本大震災のときは甚大な被害を受けたため、一時的に日本の通貨は売られて円安になりました。しかし、その後、保険会社が多額の保険金を支払うために日本円を買う必要があったのです。そのため、大きな円高がありました。

特に2011年3月16日のニューヨーク時間では大きく円高に進んだのを覚えている方も多いと思います。

国の人気投票で相場が動くため、今もっとも勢いのある通貨を買って、もっとも危険な通貨を売るのが大きな利益を得られるコツです。

リスク回避とは

相場をやっていると度々目にする「リスク回避」という言葉。リスク回避とは、文字通り「リスク」を回避するための行動です。

景気が良くなるとリスク通貨が買われますが、景気が悪くなったりするとリスク通貨を手放します。スワップ金利狙いで豪ドル円を持っている人なら決済して、円に戻すのがリスク回避に当てはまります。

「円を買おう」という目的ではなく、あくまでこれ以上の「リスクを負わない」ための行動です。

日本が良いというわけではなく、他の国の通貨と比べると「まだ良い」というニュアンスが妥当かもしれません。

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2015年の相場

2015年の相場は円安相場が続いていましたが、6月頃から中国の上海総合指数が下がりはじめ、7月には取引が中止になるほどになりました。ちょうどその頃、ギリシャの債務問題もあったため、ユーロも大きく乱高下しました。

そして、8月にはさらに中国の株価が下落し、アメリカの株式市場にも影響を及ぼし、日本の株式市場も下落するなど、世界的に連鎖する株安が起こりました。

その結果、大きなリスク回避の動きが強まり、8月には一時1ドル116円をつける大きな円買いが起こったのです。

リスク回避を味方につけよう

せっかくFXをやるなら「リスク回避」と消極的になっているのはもったいありません。

大きく相場が動くときは大きな利益を出すチャンスです。

ドル円相場が大きく下落しそうと思ったときこそ、ショートポジション(「売り」ポジション)を作り、積極的な為替差益を狙っていきましょう。

株価が下落しても利益を上げられるのがFXの強みです。

また、多くの通貨ペアから選べるので、今もっとも強い通貨ペアを買って、もっとも弱い通貨ペアを選ぶことで、さらに大きな利益を狙うことができます。

景気の影響を受けやすい豪ドルを使った豪ドル円は、ドル円よりはるかに大きな下落を見せています。

そして、相場が底を打ったと判断できたら、スワップ狙いのロングポジションを仕込むのも良いでしょう。ただし、「落ちてくるナイフはつかむな」という格言もあることから、無理は禁物です。

まとめ

日本円やスイスフランといったリスク回避通貨が買われる理由について見てきました。

2015年1月にはスイスフランが暴騰したことからも、相場に確実はありませんが、テクニカル分析だけでなく、リスク回避などのファンダメンタルズも分析できるようにしていきましょう。

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