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セブン銀行の強さ!!その脅威のビジネスモデルとは?

      2016/03/31

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セブン銀行は、コンビニエンスストアの「セブンイレブン」などを運営する「セブンアンドアイホールディングス」傘下の会社です。

セブン銀行は「セブン&アイ・ホールディングス」の傘下ですが、単体で証券取引所に上場しています。

2008年にジャスダックに上場しましたが、その後業績などが良くなり、2011年12月に東証一部にくら替え上場しました。

セブン銀行の収益源はATMです、そしてATMは「セブンイレブン」各店に設置されています。

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セブン銀行はどんなビジネスなの?

例えば一人のお客さんがATM利を用した時の手数料が100円だとすると、100人利用すれば1日の売り上げは1万円になります。

1ヶ月にすると30万円。

そして「セブンイレブン」にATMを設置する料金が約5万円ということですから、1ヶ月25万円の利益になります。

1年間にすると1台のATMで約300万円の利益を出すことができます。

親会社「セブンイレブン」の利便性と集客力との相乗効果は凄まじいものがありますし、なんといっても全国に2万台近く設置されたATM網であり、コンビニATM設置台数No.1という利便性にあるでしょう。

ATMというマシンの初期投資も1年ぐらいで回収できるといいます。

また、セブン銀行のATMは使いやすさにもこだわって作られており、操作のしやすさ、画面の見やすさ、反応の良さ、そして9ヶ国語対応と、先々を見越しての多機能を極めています。

ネット銀行といえば、店舗やその人員を持たずにコスト競争力では大手銀行を凌駕しています。

さらに24時間手数料無料や高金利での貯金など、大手では到底行えないサービスを提供しています。

ちなみにネット銀行はどこで儲けているかというと、顧客が預けた貯金をカードローンで貸し出したり、金融商品を販売したりと、店舗を持たないだけで大手銀行と同じようなビジネスモデルで儲けています。

(参照→初心者のための”ネット銀行”・入門

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セブン銀行の強さの裏側

そしてセブン銀行のすごいところは、親会社「セブンイレブン」の圧倒的な店舗網と集客力に乗じて、ATMを設置し、他社のネット銀行をお客様としてビジネスしているところです。

どういうことかというと、例えばソニー銀行住信SBI日銀行など店舗を持たない”ネット銀行のATM役“を果たしているところです。

そのほかにも、証券会社、生命保険、消費者金融など580社を超える金融機関と提携していて、それらの口座を持つ利用者がセブン銀行のATMを使って出入金を行うと、セブン銀行は金融機関から手数料を得ています。

我々にとっては手数料が無料でも、セブン銀行はしっかり他の金融機関から手数料収入を得ています。

その受入手数料単価は130円強で、14年前期の利用は7億件強になります。

ATM受入手数料だけで、943億円の収益を稼ぎ、前期売り上げの95%を占めているという。

場所はすでに「セブンイレブン」によって確保されていていますし、あの四角いスペースにATMを置くだけで、日々価値を生み出せる、従業員は雇わなくて良いという盤石なビジネスモデル。

そしてさらにコストを抑える秘訣があるようですが、それはコンビニATMの一番の費用である、キャッシュの補充をALSOKなどの企業へ依頼せずに、各店舗の売り上げをATMに補充に当てているということです。

その他のコストとしてはATMの開発、設置、保守管理、減価償却などとなりますが、ATMの受入手数料の4割近くがセブン銀行の経常利益として残るようです。

セブンイレブンが出店すれば設置数が増え、それに伴って利用件数が増え、収益が拡大するビジネスモデルとなっている。

もはや死角は見当たりません。

セブン銀行、日本最強の銀行へ

全国に約2万2千店あると言われるセブンのコンビニに置いてあるATM。

その数はメガバンクの支店やATMの比ではないでしょう。

なぜなら、メガバンクは自社のATMのために土地代やキャッシュ補充などコストをかけなければならないのに対し、セブン銀行のATMは「セブンイレブン」にとって隙間ビジネスで運営できます。(場所は隙間ですが、役割は重要です)

もはや大手銀行や他のネット銀行からしても依存せざるを得ず、脅威でしかないビジネスモデル。

2014年9月からは、「新生銀行」の有人店舗39店のうち35店舗76台のATMが順次、セブン銀行のATMに入れ替えています。

加えて3月からは東京メトロ各駅にもATMを設置され、空港への設置も増えています。

これからもこの流れは続くでしょう。

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セブンイレブン」は年間1500前後の新規出店を行なっていますし、海外にも順調に進出していますから、さらなる収益の拡大も期待できます。

以上の点から、セブン銀行のビジネスモデルは死角なしと言えるのです。

ちなみにセブン銀行の”株価コードは8410“で、株価が現在471円なので100株を約4万7千円で購入できます。

そして配当は期末と中間の2回で3,75円

単元株数が100株なので375円+375円で年間750円もらえます。

現在のセブン銀行の株価471円では約1,5%ほどの配当利回り計算となります。(ちなみに株主優待は出しておりません。)

私、未だにセブン銀行の株は買えていません。。。

【参照】
セブン-イレブンの歴史を振り返る!アメリカ生まれ、日本育ち!?
株の証券会社の手数料比較ランキング
初心者のための”ネット銀行”・入門

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