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ドル・コスト平均法とは?ナンピン買いとの違い

      2015/06/06

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ドルコスト平均法とは、株や投資信託、金など何かに投資する際に一度に購入せずに毎月一定の金額で投資していく積立て式の投資手法となります。【→定額購入】

これは購入する枚数を決めているので、毎月投資にかかる金額が変わってきます。

それではまずドル・コスト平均法である、【定額購入】を見ていきましょう。

ドル・コスト平均法の【定額購入】は得なの?損なの?

例えば毎月10万円を投信(投資信託)に投資するとしましょう。

わかりやすく価格を設定しシミュレーションしてみますが、初月の1月には価格が1口7500円だったとしましょう。そうすると10万円だと15口買えることになります。

続いて2月は1口1万円まで上がったとすると、10万円だと10口を買うことができます。先月より5口買える量が少ないですね。

では3月は1口5000円まで価格が下がったとしましょう。そうすると20口購入することが出来、3ヶ月で30万円で40口購入することが出来ました。

この【定額購入】のメリットは価格が上がっているときは、購入を抑えることができ、価格が下がっているときは大きな枚数を購入することが出来るというところです。

このドル・コスト平均法という購入の仕方で効果を発揮するのは、レンジ相場と言われる上がったり下がったりの相場の時ということが言えます。

下落相場ではどんどん購入枚数が増えてしまいますから、そのまま下落しての損切りでは損失が大きくなってしまいます。

【定額購入】のほかに【定量購入】という方法があります。

【定量購入】とは?

【定量購入】とは毎月購入する枚数を決めて、積立て投資していく方法です。

【定量購入】で効果を発揮するのが、上昇相場です。

【定額購入】では価格の上昇につれ、買い枚数が少なくなっていきますから、そのまま上昇して利益確定したとするときには、利益が【定額購入】よりも【定量相場】のほうが大きくなります。

上昇相場では→【定量相場】のほうが得
レンジ相場では→【定額購入】(ドルコスト平均法)のほうが得
下落相場では→【定量相場】のほうが得

となります。

しかし投資の難しいところでもあるのですが、上昇相場も下落相場も続くとは限らないということで100%うまくいく手法ではありません。

投資家であるあなたが、その場その場で判断・決断していかなければなりません。

ナンピン買いとドル・コスト平均法との違いは?

ナンピン買いと言うのは、買った商品が下落してしまった時に、買い増すことで取得平均金額を下げる投資手法のことを言います。

上がると思い1000円で買った株が、500円まで下がってしまった時に同じ枚数の株を買えば、平均取得単価は750円まで下がることになります。

そうすれば株価が1000円に戻ってくると、250円の差益を抜くことができるようになります。これがナンピン買いをする狙いです。

ではドルコスト平均法とナンピン買いではどう違うのでしょうか。

それはナンピン買いでは、上がると思って買った株株価が、意をせず下がってしまったから仕方なく追加で購入するというスタンス。

ドルコスト平均法とは毎月購入することを決めていますから、行為そのものは似ていますが、そもそも考え方や投資戦略が違うのです。

ドルコスト平均法に適した商品や銘柄はどんなもの?

先述したようにドルコスト平均法に適した投資商品は株でも投信でも、安定的にレンジ相場が続く銘柄となります。

投資の基本であり鉄則なのが『安い時に買い、高い時に売る』ということです。

ドルコスト平均法ではまさに、安い時には多めに購入して、高い時には少なめに購入する事ができます。

しかしもし下落が続いてしまったら元も子もありません。

なので、ドルコスト平均法を利用するときにおすすめしたい業種や銘柄は、ディフェンシブ株と呼ばれる景気動向に左右されにくい銘柄、安定的な業種である銘柄が適していると言えそうです。

例えば、電気、ガス、食料品、薬、交通機関など。これらの銘柄は景気が良くても悪くても、業績にあまり関係のない分野です。

上がったら少なく購入し、下がったら大きめに購入し、返金取得単価を下げることが出来ます。

次に、金やプラチナと言った貴金属もドルコスト平均法には適しています。金やプラチナなどは政府が発行している通貨と違って、採掘できる数量が決まっています。

よって価値が保証されており、下落しても戻るし、上がったら下がると言ったレンジ相場が期待できます。

ドルコスト平均法に適した商品を呼べるかもしれません。

最後に

ドルコスト平均法もナンピン買いもテクニカル手法に分類されますが、万能な手法ではありません。

時と場合と銘柄などによって、有効に作用する場合もあるし、効果が出ない場合もあります。

そこは投資家であるあなたの腕の見せどころ。

これらの方法をうまく活用することによって、勝率を上げることが可能となってきます。

この記事がその一助となれば幸いです。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

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