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株で損したときの繰越控除

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譲渡損失の繰越控除とは?難しくありません!

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株式投資を始めるにあたり、初心者の方が心配すること。それが「株で損をしたらどうなるの?」ということだと思います。

損をしたら、援助金が出るなどの嬉しい決まりはありませんが、繰越控除を使い、納める税金の金額を大きく減額することが出来る場合があります。

繰越控除とは、損失金額を3年間繰り越し、収益と相殺できるというシステムです。

例えば、平成23年に株を始め、1年間(1月1日~12月31日までの間)で50万円の損失をしたとします。当然この場合利益はないわけですから、税金を支払う必要はありません。

しかしもしも、翌年平成24年に収益が40万円出たとすると、株の収益にかかる税金は20%ですから、8万円の税金を支払わなくてはいけませんね。

ところが株には3年の繰越控除があるため、23年の損失50万と、24年の利益40万が相殺され、まだ10万円の損失が出ていることになり、税金は払わなくても良いことになるのです。

(参照→株とFXとの違いって何なの?

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勿論、この繰越控除が適用されるようになるには、確定申告をしていなければいけません。

これは、利益があったときだけ申告すれば良いわけではなく、損失しかなかった場合でも、株をやめて何の損得がない場合にでも申告する必要があります。

そうすることで、税務署に「利益もありましたが、損失の方が大きいので、私には控除が適用されます」などということを知らせることが出来るというわけですね。

確かに株を始めたばかりでは、自分が年間を通してどれだけの利益を出すのか、はたまた損失を出すのかなど分からないと思います。

しかし今後、大きく儲けてしまったとき、この控除が適用されれば、納める税金を大幅に減らすことが出来ますから、負けた時にでも、確定申告は行なっておくほうが良いのです。

また収益が38万円以下ならば税金はかかりませんから、確定申告の必要がありません。

ここで、旦那さんの扶養になっている主婦の方、あるいは保護者の扶養になっている学生の方々には注意が必要です。

もしも株での収益が38万円を超えてしまった場合、例えば国民健康保険に加入していたら(社会保険は問題なし)、保険料が上がる可能性がありますし、旦那さんや保護者の方が支払う税金が増えたり、扶養からはずれてしまったり、様々なことに影響してくるのです。

保険料があがっても、それ以上の利益を得ていれば問題ありませんし、扶養から外れても問題なければ良いですが、そうでは無い場合も少なくないかと思います。

あなたにとってどちらが得かを、よくよくご検討ください。ただし、扶養から外れるのが嫌で、申告が必要なのに、申告しないということはないようにしましょう。

証券会社の方から税務署に報告してあることなので、黙っていても申告が必要な場合には税務署から通達があるそうです。

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繰越控除についてもっと詳しく

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例えば、平成23年に株をはじめ、1年間で50万円の利益を出したとします。ここでは基礎控除38万円を超えたので、税金を払わなければいけません。

しかし、もしも翌年24年に30万円の損失を出した場合、50万-30万で総計20万円の損失になりますよね。この場合、損失があることを確定申告すると、平成23年に支払った5万円の税金が戻ってくることになります。

さらに翌年の25年に30万円の利益が出た場合は、繰越している損失の20万円分を差し引いて、10万円の利益があったこととなり、税金は2万円しか引かれません。

また繰越控除が適用される3年間というのは、平成23年に出した利益や損失を、平成26年まで繰り越せるということです。

つまり3年間を総計して、利益や損失の金額の合計が38万円を超えなければ、税金は一切引かれないし、確定申告の必要もないということです。

もしも平成26年になって大きな利益を出してしまった場合でも、確定申告はさかのぼって行なえるので、平成25、24年に株で損失を出していると、その分が相殺されます。

つまり、税金の支払い金額が減る。もしも確定申告が面倒だし、利益になってないし、38万円超えてないし……という理由で、数年間、確定申告を行なっていない場合でも、急激に利益を得てしまったからと言って、焦る必要はないということです。

何も知らなければ大きな損になりますが、とにかく株には控除があることを覚えておけば、いざというときに役立つ知識となるでしょう。

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サラリーマンや主婦の方々は、それぞれ控除される金額が違います

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当たり前のことかもしれませんが、正社員として毎月のお給料をもらっているサラリーマンの方と、専業主婦の方では、控除される金額に違いがあります。

税金に関してあまり関心がなかった方も、株式投資を始めれば敏感にならざるを得ません。誰だって引かれる税金は少ない方が良いですし、損はしたくないと思いますからね。

しかし、税金には様々な規則やルールがあって、こういう場合には課税になるが、こんな場合には課税対象にならない、など細かく決められています。

自分が一体、どの部類に入るのか。どのくらい税金を納める必要があるのかを、きちんと把握することが出来なければ、株式投資などとてもやっていられないでしょう。

税金についてよく分からないと思ったら、まず調べること。ネット上で情報が得られなかったら、Yahoo知恵袋などを利用して、知識のある方たちに教えてもらってください。

あるいは税務署に問い合わせることもできますね。

一番やってはいけないことは、他人から聞いたことを鵜呑みにすること。例えば隣の家の奥さんと似たような環境だから、私も同じだろう、などとは考えないでください。

税金には様々な要因が関係していますし、専門家に聞いたら、思っていたよりお金が多く戻ってきた、というケースも少なくありません。

他人の話を信じていては、結局損をしてしまうこともありますから、きちんと専門の人の知識を借りるようにしてください。

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公開日:
最終更新日:2015/05/16