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FXの3つの為替市場における時間帯ごとの特徴

      2015/12/06

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FXは月曜日から金曜日まで24時間取引できるのが特徴です。

正確には株と違って為替には物理的な市場がありません。市場ごとのオープンやクローズという決められた時間もありません。

しかし、為替は銀行などの金融機関が主に取引しているため、自然にその国の金融機関が営業している時間帯に多くの取引が行われます。

ここではFXの3大市場と言われる東京、ロンドン、ニューヨークの各時間帯の特徴を見ていきましょう。

東京時間の値動きの特徴

日本時間の午前9時、アジア最大の東京市場がはじまります。1日のはじまりはウェリントン市場からはじまりますが、世界で見ると規模は小さく、日本時間の深夜から早朝にかけてのオセアニア時間は穏やかな値動きが特徴です。

東京市場がはじまるとにわかに相場が動きはじめ、10時55分には「仲値(なかね)」と呼ばれる、金融機関が取引するのに基準にするレートが決定されます。

5日、10日など「5」と「0」がつく日は決済が多い「ゴトー日(五十日、ごとおび)」と知られ、仲値時間を目指してドル買いが進む傾向があります。

仲値時間を終えたあとの東京時間は欧米諸国がはじまる夕方までは再び穏やかな値動きに戻ります。

(参照→基本的に穏やか、稀に大きく動く東京時間の特徴

ロンドン時間の値動きの特徴

ロンドン市場は世界最大の取引量を持つ市場です。日本時間の17時(夏時間は16時)にオープンする前後からは欧州勢が相場に参加しはじめると急激に値動きが荒くなります。

世界でもっとも取引量があるのが、ロンドン市場がオープンするこのロンドン時間です。世界の大きな銀行やヘッジファンドが参入してくるため、トレードを専業としている人ならぜひトレードしたい時間帯といえます。もし、会社員などで取引することができない場合は、自動売買などを検討するのも良いでしょう。

ロンドン時間は、東京時間の高値や安値が意識されることが多く、ロンドン時間にブレイクした方向についていく「ブレイクアウト戦略」なども好まれます。もちろん「ダマシ」と言われ上手く機能しない日もあるので注意が必要です。

また、ロンドン時間がオープンする1時間前、ユーロ最大の経済国であるドイツのフランクフルト市場がオープンするため、16時前後から相場が動くこともあります。

ロンドン時間のオープンを狙った取引手法はインターネット上にも多くあります。王道な手法ほど寿命が長いと言われるので、ぜひ検証してみてください。

ロンドン時間は日本時間の19時あたりからニューヨーク時間が始まるまで束の間の休息に入
ります。

(参照→ロンドン時間のfx取引の特徴

ニューヨーク時間の値動きの特徴

ニューヨーク市場は日本時間の23時30分(夏時間は22時30分)からはじまります。

欧州勢と米国勢が重なるニューヨーク時間は1日の中でもっとも値動きに勢いがある時間帯です。

日本人トレーダーは欧米に比べて有利と言われています。通常、会社で働いているとトレードできるのは帰宅してからになります。日本の場合、帰宅して相場を見るのはちょうど世界のマーケットが動き出す頃で、値幅があって利益が出しやすいからです。

ニューヨーク市場は23時台からはじまりますが、1時間前の22時30分(夏時間は21時30分)には経済指標が発表されます。

毎月第1金曜日に発表される「雇用統計」や、四半期ごとに発表される「GDP・速報値」など大きな経済指標が発表されたあとは大きく相場が動くので、ぜひチェックを欠かさないようにしたいところです。

(参照→世界中の投資家が集まるニューヨーク時間のFXについて

おまけ

世界には大きな市場が3つあって、それぞれの市場がオープンして間もないころに大きく相場が動くことが分かりました。

ここでおまけとして市場が開いていない時間帯、市場と市場の間の時間帯についてご紹介します。

東京市場とロンドン市場の間にあたる日本時間のお昼過ぎや、ニューヨーク市場が落ち着いた日本時間の深夜から早朝にかけては相場が穏やかになります。

「凪相場(なぎそうば)」と言われる穏やかな時間帯は大きく相場が動きにくいため、下がったら買う、上がったら売るといった具合に売買を繰り返してコツコツ利益を取るのにぴったりな時間帯とも言われています。

みんなが見ていない時間帯こそ利益を得るチャンスなのかもしれません。

ただし、2011年の東日本大震災後の3月16日の早朝は、アジア時間を狙って大きな円高が発生しました。凪相場を狙って取引していた人の多くはレンジ売買を想定していたため、大きなトレンドが発生したことによりやられてしまった方も少なくないようです。

このように何があるのか分からないのが相場です。常に油断することなく、想定以上に相場が動いたときは損切りを徹底するなどするようにしましょう。

まとめ

以上、3つの時間帯の特徴と凪相場について見てきました。

どの時間帯も相場には市場ごとの癖が存在します。24時間取引するのではなく、自分の得意な時間帯を見つける、もしくは自分が取引できる時間帯だけに集中して相場を攻略していきましょう。

ロンドン市場のオープンを狙った取引は大きなトレンドが発生しやすいので、手動売買でも自動売買でも相場に参加するのをおすすめします。

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