株やFXの初心者・入門ガイド

株・Fx・仮想通貨を中心に情報を発信するトレード入門サイト

ドルコスト平均法で安く株を買おう!

      2018/01/08

LINEで送る
Pocket

ドルコスト平均法とは?

投資法の一つに、定期的に一定金額ずつ購入するドルコスト平均法という有名な投資方法があります。これはとてもシンプルな方法でありながら、効果を出しやすい投資法です。

ドルコスト平均法は、金(ゴールド)などの現物を積み立てていくという、積立投資でよく活用されます。

 

ドルコスト平均法 安く株を買う投資法

例えば毎月4万円の投資予算があるとすると・・・・

金が1g=4,000円であれば、10g買えますね。

次の月には金の価格が半分の2,000円になりました。

先月買った金は残念ながら含み損が出てしまっていますが、この月には20g買えることになります。

2ヶ月の平均取得単価を計算してみますと、計算式は以下のとおりです。

購入した金(g)は10+20=30g

購入金額は4万円×2ヶ月で8万円

 

8万円÷30と計算すると、1グラムあたりの平均取得単価は2,666円になります。

このように一定の金額ずつ購入することで、高い価格で買っても安いところで多く購入でき、平均単価を下げることができます。

 

相場が不調な時こそ真価を発揮する

ドルコスト平均法は安くなったところで多く買える投資法です。

上記の例でもかなり平均取得単価を下げることができています。それではその後も2ヶ月、1グラム2,000円の価格が続いたときにはどうでしょうか。

平均取得単価は、16万円÷70グラムとなり、2,285円となっています。現在の相場が2,000円ですから、レートとさほど変わりないところで金を購入できたことになっています。

今後、もしレートが上昇するとお考えなら、購入はストップして金を保有し続けるという選択肢もあります。そうすれば、たとえばグラム3,000円や4,000円になったところで利益確定売りをすることで、大きな利益を挙げることができます。

また、もしレートが下がれば、さらに多く買い増しすることができますので、金をなるべく安いところで買って保有する、ということができます。

このように、ドルコスト平均法は相場が不調で安値が続いているときこそ、平均値を安くしてメリットを活かすことができます。

 

株の売買で行う方法

それでは株でドルコスト平均法を行うためには、どうやればよいのでしょうか。基本的には前述の金と同じです。

買う銘柄を決めておいて、毎月一回、月初めなどに買えばよいです。ただ、株は1単元を買うのに数十万円必要になる銘柄もあり、毎月買うには高すぎます。

その場合には、1単元を数万円で買えるような低位株のような銘柄にするのがおすすめです。

ドルコスト平均法は、実は金よりも株のほうが向いています。なぜなら、株なら配当金がもらえるからです。

つまり、ドルコスト平均法で安く株を買いつつ保有していれば、長く保有すればするほど、配当金をもらうことができます。

そのためには、配当が安定して配当利回りも高い銘柄を探すのがよいです。

ドルコスト平均法はその銘柄が倒産や上場廃止になるという場合でない限り、投資家の多くが嫌う損切りをしなくてよい、というメリットもあります。

株価が下がれば、多く買えばよいからです。これは心理的にとても楽です。

ちなみにドルコスト平均法にはデメリットがないかといえば、ないわけではありません。それは、「すごく安く買えるわけではない」ということです。

たとえば、先ほどの金の例で値下がりの底をずっと待っているような投資家であれば、4,000円のところでは買わず、2,000円の辺りで一気に買う、ということができるかもしれません。

そうすると、ドルコスト平均法とはいえ平均購入単価ではこうした投資家にかないません。

ただ、実際には底を狙って買うのはとても難しいですから、かなり安い平均値で買えるドルコスト平均法も優秀だと思います。

 

ドルコスト平均法の効果を高める方法

ドルコスト平均法(2) 効果を高める方法と売却のやり方

ドルコスト平均法は平均取得単価を有利にできるというメリットがあると前章で書きました。

下げ相場のときに逆張りで買い続けるのはなかなか難しいものですが、ドルコスト平均法ならそう難しくなく、それが実現できます。

ドルコスト平均法が無意味、不利、ダメという批判もあるようですが、前回の計算結果を見て頂ければ、特に下げ相場に強いというのがおわかり頂けるはずです。

そして、ドルコスト平均法のデメリットといえば底を狙ってピンポイントで買うよりは価格が不利という点ですが、このデメリットを克服する方法がありますので、それをご紹介します。

下げ相場で買い始める

まず一つ目の方法は、下げ相場のところで買い始めるというものです。株価が安いところでドルコスト平均法を始めれば、安いところで多く買えますので、少しでも相場が上がってくれば売却して値上がり益を得ることもできるからです。

また、多く買えるということは株数が増えますので、配当金を多く獲得できるというメリットもあります。

それでは具体的には下げ相場とはどのように判断すればよいでしょうか。たとえば日経平均株価が1万円を割り込んだところで、ある銘柄を買い始めるというのも一つです。しかしなかなかそういったチャンスは少ないでしょう。

そこで、PBRを使って割安な銘柄を探す、という方法をおすすめします。たとえ株高のときでも、何らかの事情で買われずに安値で放置されている銘柄がありますので、それを買うわけです。

ただし、経営を危ぶまれてPBRが低くなっている銘柄はもちろんいけません。そのため、必ず自己資本比率やDEレシオ、業績などをチェックしましょう。

たとえばPBRが0.7というような水準であれば、十分に割安と言えるでしょう。

 

毎月の予算配分を株価によって変える

もう一つのドルコスト平均法の効果を高める方法は、毎月の予算配分を変えるというものです。

これはナンピン買いというやり方の考え方をドルコスト平均法にも使うものです。

ナンピン買いでは安いところで買う量を増やすことが多いですが、同じようにドルコスト平均法でも株価が下がっているところで買う量を増やします。

具体的にはどうすればよいでしょうか。たとえばA社の株(売買単位は1)の過去の値動きをみて、だいたい5,000円から15,000円くらいのレンジで値動きしているとします。

この場合、一例として5,000円から10,000円以下のところでは毎月の予算を3万円、10,000円を超えるところでは2万円とします。端数は切り捨てます。

これなら安い価格帯で多く買え、高いところでは少なく買えます。ドルコスト平均法のメリットをさらに増強できる方法です。

たとえばある月の株価が6,000円だったとすれば、5株を買います。また他のある月の株価が15,000円だったとすれば、1株を買います。

この場合、平均取得単価は7,500円です。一方、通常のドルコスト平均法を使った場合には、6,000円で5株、15000円で2株買いますので、平均は約8,571円です。

このように有利な価格で買うことができます。

ドルコスト平均法での売却は?

ドルコスト平均法で、値上がり益(キャピタルゲイン)を狙うにはどうしたらよいでしょうか。まず、やはり上記の方法、特に一つ目の下げ相場で始める方法をおすすめします。

ドルコスト平均法は値上がりしたところでも少量ですが株を買い続けますから、どうしても安値で買って高く売るというのはしづらいものがあるからです。

そして、下げ相場から急に上げてきたような場合には、新たに株を購入するのを中断するのがよいでしょう。そして任意の株価で売却します。

こうして考えますと、やはりドルコスト平均法は値上がり益を狙うよりも、継続してなるべく有利な価格で株を購入しつつ、配当狙いを主に狙っていくのが向いているのは確かです。

その意味でデメリットはあります。しかし、実際にやってみるとわかりますが、たとえばリーマン・ショックのような株安のときに、安いからと買うのはなかなか困難です。

その点、ドルコスト平均法ならこうした局面でも買いを続けやすいという意味で、メリットも十分にある方法です。配当狙いが主で、上手く行けば値上がり益も取れたらよい、とお考えの投資家には特にピッタリといえるでしょう。

 - 株の基本 ,