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損切りしなくて大丈夫?FX相場で使いたいうねり取り

      2017/12/12

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FXには様々な手法があります。代表的なものに一定期間の高値や安値を抜けたブレイクアウト、一定の値幅を使ったレンジ売買などがあげられます。

順張りであるブレイクアウトの勝率は40〜50%、コツコツ敗けて一度の勝ちで大きく利益を得るのが一般的です。反対に逆張りであるレンジ売買は勝率は70〜80%と比較的高く、コツコツと利益を得ながらときに大きなトレンドが発生したときに大きく負ける傾向があります。

これらはどちらが良いというものではなく、互いの欠点を補いながらポートフォリオを形成するのが良いと言われます。

レンジ相場のときは逆張りが利益を出して順張りが損失を出す、トレンド相場のときは順張りが利益を出して逆張りが損失を出す、手法を分散することによってドローダウン期を分散できるのがポートフォリオの特長と言えます。

ただし、どちらの手法も損切りをしながら利益を積み重ねるという点では変わりません。

今回ご紹介する「うねり取り」は損切りすることなく利益を積み重ねていく手法です。

損切りしないというのはFX相場ではご法度のように感じますが、その方法はどのようになっているのでしょうか。ここでは「うねり取り」について見ていきます。

相場師・林輝太郎とは?

「うねり取り」という言葉を使ったのは、おそらく日本の投資家である林輝太郎さんがはじめと思われます。

林輝太郎は大正時代生まれの相場師です。残念ながら2012年に亡くなっています。

これまでに数々の良書を手がけ、1972年には林輝太郎投資研究所(現・林投資研究所)を設立しました。

林輝太郎の代表的な著作には以下のものがあげられます。

  • うねり取り入門―株のプロへの最短コース
  • ツナギ売買の実践
  • 定本 酒田罫線法
  • 売りのテクニック
  • 脱アマ相場師列伝―具体的な売買法と練習上達について

どの著作も良書として有名なのでご存じの方も多いと思います。

うねり取り入門という手法

うねり取りという手法は林輝太郎が使う手法のひとつとして知られています。

損切りをしないというイメージが先行すると「美味しい話」に聞こえてしまいそうですが、そのようなことはなく、実に堅実な戦略でエントリーと決済を繰り返していきます。

FX相場は上昇相場にしても下降相場にしても一方向に上げ続ける(下げ続ける)だけでなく、必ず動きの中に調整の時期が入ります。上げ下げを繰り返しながら方向を作っていくイメージです。

うねり取りはこの相場の上げ下げに注目した手法です。

これから「上がる」と思っても資金のすべてでエントリーせずに分割してエントリーします。そして、思惑通り上がれば決済をします。もし下がってしまえばもう一度エントリーします。

下げの場合も同じです。分割でエントリーすることを前提にポジションを持ちます。

ポジションの分割方法

ポジションの分割方法としては1:1:1のように均等にしても良いですし、はじめの1回を試し玉として1:2:2のようにする方法もあります。だんだんと玉を増すように1:2:3とする方法もあります。

ただし、1:2:4:8:16とマーチンゲールのように倍々でポジションを持ってしまうと、勝率の高さの代わりに、一度の負けで大損してしまう確率が高くなってしまうので注意が必要です。

FX相場に絶対はありません。

いくら損切りをしなくても良い手法と言われていても、自分が想定したレンジを超えてしまったときは潔く損切りをして、またイチからポジションを持つようにしましょう。

まとめ

大正時代の相場師として知られる林輝太郎のうねり取りについて見てきました。

過去の偉人たちの経験がまとめられた書物を読むというのは投資をする上で大きな経験となります。

FX相場を攻略するためにも、ぜひうねり取りを身につけられるようにしてみましょう。

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