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ロックアップとは?株価にも影響する持ち株の売却制限のこと

      2015/11/13

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ロックアップとは?株価にも影響する持ち株の売却制限のこと

ロックアップの意味とは、企業が株式をIPO(新規公開)する際に、創業社長や会社の役員、大株主・ベンチャーキャピタルなどIPO前の株主が、IPO後の決められた一定期間(180日がひとつの目安)、株式市場で持株を売却することができないように契約を交わす制度をいう。

各社がこのロックアップを設定するのは、上場後の急激な株価下落を防いだり、和らげたりすることが目的となっている。逆に何らかのニュースで人気が上昇すれば手薄な流動株の取り合いが起こり、株価が急騰することも。

その後にロックアップが解除された時に、株価が下落したり正常化したりすることが多い。このようにロックアップとは値動きに大きく影響するので、IPO後銘柄に投資する際は、注意が必要である。

IPOの公募価格から初値、株価の変動、ロックアップ解除という流れを経て初めてその銘柄は正常化したと言える。

このロックアップの制度を使えば、一定の期間株を売却できないので、IPOで熱くなった株を少し冷やし、その間に足経営の場を固めたいと考える経営者も少なくない。

西武ホールディングス、アリババ、シェイク・シャックのロックアップについて

最近ロックアップ解除により、株価が下落した銘柄がある。それが西武ホールディングス(9024)だ。西武ホールディングスは、2014年4月に1,600円の公募価格で売り出され、2015年4月27日には3,695円という高値を付けましたが、わずか一か月ほどで2,847円と約1,000円も株価が下落しました。

2015年5月12日に2015年3月期の決算が発表されましたが、決算は好調、株価下落の要因はこのロックアップの解除が要因とされています。

続いては2014年9月にアメリカのナスダック市場に上場したアリババです。アリババは①2014年12月19日、②2015年3月18日、③2015年9月という3段階でロックアップが解除され、内部関係者や大株主、ベンチャーキャピタルなどがアリババの株式を売却できるようになっています。

ロックアップが解除される株式数は異なり、あとに行くほど大量の株式のロックアップが解除され、その影響は大きくなります。

①2014年12月19日:対象は内部関係者で、株式810万株

②2015年3月18日:対象は内部関係者で、株式4億2900万株

③2015年9月:対象はアリババ経営陣(ジャック・マーなど)や大株主のソフトバンク、米ヤフーなどが持つ株式16億株。

このように大型株では、段階に分けてロックアップを設定することもあります。

そして最後は、米国株で彗星の如く現れたのが、次世代ハンバーガーチェーンのシェイク・シャックです。テスラ・モーターズスターバックスなどと並び、熱狂的なファンが付いている同社の株価は上場後約2倍を記録するなど、株価の急騰が続いています。

シェイク・シャックのロックアップ解除は、7月末。ロックアップが解除されれば同社の株価は今の約600倍のPERという異常な状態が解消され、適正水準の株価に戻ると見られています。

今後、買いそびれた投資家にとっては、シェイク・シャック株に買いチャンスがやってくるかも知れません。

このように投資家として、ロックアップを意識すればIPO後間もない銘柄の株価動向のヒントとなるかもしれません。

ぜひロックアップを上手く投資に活用したいものです。

【参考記事】
アリババのロックアップ終了、次は9月に!株価は下がるか!?
シェイク・シャックの株価が急上昇!ロックアップ解除により株価はどう動くか?

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